気候変動への適応:モルディブのための新たな交付金事業

By Jonathan Kearney
2019年11月21日
気候変動への適応:モルディブのための新たな交付金事業 の写真

モルディブのコミュニティは新たな交付金プログラムの助けによって気候変動の影響に取り組むための力を得ている。現在、1プロジェクト当たり最大で50,000ドル(540万円)の交付金が利用できるようになっており、世界中で進行する温暖化に地域組織のイニシアティブが適応する助けとなっている。

AusAID(オーストラリア国際開発庁)によって資金が提供され、UNDPモルディブによって管理されている小島嶼開発途上国地域密着型適応プログラム(またはSIDS CBA)は、知識共有や、ベストプラクティス開発、および目標活動をサポートするための小規模な交付金を提供している。

その目的は、コミュニティと生態系が気候変動に対応できるようなレジリアンスと適応力を構築する事である。

モルディブのSIDS CBAは、沿岸地域および砂浜と、真水資源という2つの主要分野における活動をターゲットにしている。

交付金は自然資源と生態系を保全し、生活を維持するためのイニシアティブに与えられる。このプログラムは地域密着型のプロジェクトのための幅広い関心を実践、主導、および構築するためにデザインされている。

モルディブなどの小島嶼開発途上国は気候変動によって最も重大な影響を最初に受ける地域である。こういった地域は元来小さく遠隔地にある事から、海面上昇と海岸侵食に対して特に脆弱である。つまり、こういった地域は気候変動が現実化する中で迅速に行動し適応のための準備を整えなければならなという事である。

交付金は国および地域の非政府組織(NGO)と地域密着型組織(CBO)を優先とした市民社会組織(CSO)に直接的に与えられる。初期段階の構想文書が既に提出されており、優れた候補組織は提案の全文を提出する事ができる。

諸島国家であるモルディブのコミュニティは一般的に小規模で広く分布しているため、トップダウン型の活動が困難になっている。SIDS CBAのプログラムは草の根レベルの活動を振興し、コミュニティが好ましい変化を主導する事を望んでいる。

UNDPは国際連合のグローバルな開発ネットワークで、変化を支持し、より良い暮らしを構築するための知識や、経験、資源に人々を繋げる組織である。UNDPは40年に渡ってモルディブとの関係を持つ信頼できる開発のパートナーであり、貧困の撲滅や不平等および排斥の減少を達成するために援助を続けてきた。

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