モルディブが渡航者から新税と空港使用料を徴収へ

By Jonathan Kearney
2021年7月17日
モルディブが渡航者から新税と空港使用料を徴収へ の写真

モルディブへの渡航者は2022年1月から新たな空港税と開発料金の対象となる。

25米ドル(2750日本円)という現在の空港使用料が撤廃され、新たな出国税と空港開発料金が導入される。

来年の1月1日から、訪問者は30米ドル(3300日本円)の出国税に30米ドル(3300日本円)の空港開発料金が加算された合計60米ドル(6600日本円)を支払うことになる。

この新たな税金および料金はエコノミークラスで渡航するすべての外国パスポート所有者に適用される。ビジネスクラスで渡航する場合は、60米ドル(6600日本円)の出国税と60米ドル(6600日本円)の空港開発料金を支払う必要がある。ファーストクラスになると、それぞれが90米ドル(9900日本円)90米ドル(9900日本円)となる。プライベートジェットでの渡航には、120米ドル(1万3200日本円)120米ドル(1万3200日本円)が課される。

現地のパスポート所有者を対象とした12米ドル(1320日本円)という現在の空港使用料も撤廃され、エコノミークラスで渡航した場合は12米ドル(1320日本円)の出国税と12米ドル(1320日本円)の空港開発料金を加算したものに置き換えられる。他の場合に課される金額は、外国パスポート所有者と同じである。

外交特権を持つ渡航者と、乗り継ぎの渡航者、そして2歳未満の子供は、この新たな課税および料金の対象とはならない。

渡航者はこの税金および料金を空港で払う必要はない。この新たな税金と空港開発料金を徴収し、モルディブ内国歳入庁(MIRA)に支払う責任を有するのは各航空会社である。今後、航空券を購入する際には、これらの税金と料金が領収書に記載されることになる。

この新たな税金と料金は、ヴェラナ国際空港で現在進行中の8億米ドル(880億日本円)のインフラ開発プログラムの財源の一部となる。2022年に完成が予定されているこの広範囲の再開発には、新たな滑走路および旅客ターミナルと、新たな水上機用ターミナル、新たな高級渡航者(VIPおよびCIP)用のサービス複合施設、4500万リットルの貯油施設、そして12万トンの貨物施設が含まれている。

観光はモルディブの主要産業であり、空港における世界水準の体験を保証することは同国経済の維持にとって極めて重要だと考えられている。このインフラの大規模な再開発は、ヴェラナ国際空港が2030年には730万人に達すると見込まれている訪問者の増加に対応できることを保証するだろう。

このプロジェクトが完成すれば、改善されたヴェラナ国際空港は、各航空会社にとってはより効率的で、渡航者にとってはより優れた体験ができる空港となるだろう。モルディブの観光産業は成長を続けているので、この新たな空港が、世界中の渡航者が目指す21世紀の観光地の中に、モルディブの地位を固める一助となることを願うばかりである。

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