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観光の再開の準備を整えるモルディブ:観光客が知っておくべき事

By Jonathan Kearney
2020年7月2日
観光の再開の準備を整えるモルディブ:観光客が知っておくべき事 の写真

観光客は7月15日から再びモルディブを訪れる事ができるようになる。

この島国における全ての観光活動はCOVID-19のロックダウンによって一時的に停止していたが、モルディブ政府は国境を再び開く準備をしている。

多くのリゾート島が7月15日に再開され、8月と9月には更に多くが後に続く予定である。10月にはモルディブの全てのリゾートと、ホテル、そしてゲストハウスが再開される。

モルディブでは3月の初旬から厳しいロックダウンが行われ、島々の間での全ての往来と全てのリゾート、ホテル、ゲストハウス、サファリの予約が停止されていた。素早い断固とした措置によって確認された感染事例は予想された水準を下回った。

世界中でロックダウンが緩和されるにつれ、海外旅行ができる可能性が高まり、夢の観光地であるモルディブも再び多くの観光客から大いに人気を博すだろう。ドイツとUAEは既にモルディブが安全な旅行先であると発表しており、他の国々もその判断に追従する事が予想される。

モルディブの各空港が運営再開の準備を整えており、カタール航空や、エミレーツ航空、シンガポール航空、そしてスリランカ航空を含む10の国際航空会社が今月の国境の再開放の直後から運航を再開する事を既に確認している。

つまり、同国観光省の定めるガイダンスに従えば、常夏の観光地での夢のような休暇を旅行を計画できるようになったという事である。

通関手続地から宿泊地までの移動の間にも強力な予防策が講じられるだろう。1メートルの距離をとる事や、フェイスマスクや個人防護具の着用、および衛生管理に関する厳格なルールが全ての空港や、リゾート、ゲストハウス、観光用船舶のスタッフのために規定されており、疑わしい人物または検査で感染が確認されたケースのためのガイドラインも提供されている。人が住んでいる島々の船舶や、ゲストハウス、およびホテルは、更なる通知があるまではCOVID-19の検査で陽性だった観光客を受け入れる事が禁じられている。

モルディブへの旅行を考えているなら、以下のよう事を知っておくべきだろう:

・事前に登録された観光施設の確認された予約を済ませておく必要がある。

・全ての訪問者は同国に到着する前または到着した際に接触追跡アプリをインストールする事を奨励されている。

・通関手続地では体温チェックとスクリーニングが行われる。

・到着時にCOVID-19の症状を呈している者と全ての同行者は検査を受けなければならない。

・空港で旅行者が検査で陽性だった場合や症状を呈している場合には、直ちに隔離措置が取られる。

・到着時に検査を求めた観光客は、結果が出るまで中間施設に収容される。

・空港での検査が陽性だった観光客は、収容先施設の判断と医学的状態に応じて、予約していた宿泊施設または政府が運営する施設に隔離される。

・保健機関によって入国してくる旅行者にランダムな検査を実施される可能性がある。

・リゾート地は専門家が認定したCOVID-19のトレーニングを受けた医療担当者を現地に配属していなければならない。

こういった措置が9月には緩和されている事が望まれる。

生活様式が世界中で劇的な変化を強いられた一方で、1つ変化していない事がある。それはモルディブの素晴らしい美しさだ。白い砂浜と、輝くインド洋、そして熱帯の楽園の生い茂った木々が今でも観光客を待っている。世界中からダイビングとシュノーケリングの観光客を引き付けてきた活気に満ちた海洋生物が更に繁栄し、リゾートは安全を最優先事項としながらも再び観光客を歓迎できる事に興奮している。

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