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モルディブ旅行の知識

復活するモルディブのサンゴ礁

By Jonathan Kearney and David Nicholson
18 January 2020
復活するモルディブのサンゴ礁

モルディブのサンゴ礁は2016年3月に発生した壊滅的な白化の後、同国の海洋生物学者や、観光客、そして観光業者にとって嬉しい驚きを見せている。モルディブのサンゴ礁は復活を遂げつつある。


世界的な温暖化と強力なエルニーニョ現象によって海水温が上昇し、モルディブ全体では壮大なサンゴ礁の約60%が白化し-90%が白化した地域もあった。


1998年の非常に強化なエルニーニョ現象によって史上最悪のサンゴ礁の白化が発生した際には、モルディブのサンゴ礁が回復するまでに約12の歳月を要した。


2014年から2016年の期間においては、世界的な記録的気温上昇によって世界中で史上最悪のサンゴ礁被害が発生した。広範囲のモルディブのサンゴ礁も死滅し、環境保護の専門家たちは回復できない可能性を危惧した。


だが、この3年で科学者たちの前にサンゴ礁の回復の兆しが現れている。海洋研究者たちは死滅したもしくは死滅していくと思われた場所で生後3年未満の若いサンゴだけでなく多様性に富んだ生物種が力強く成長している事を目の当たりにしている。モルディブのサンゴ礁は極めて強靭で、予想されたよりも遥かに急速に回復している。


今や至る所で幼いサンゴが姿を現し、サンゴ礁がかつての壮大さを回復するという希望が高まっている。一部のサンゴ礁は目を見張る強靭さを発揮しており、近隣のサンゴ礁が影響を受けている場所ですら白化に抵抗しているかのようである。サンゴ礁周辺に生息する多くの生物種が再び繁栄し始めている事が観察されている。


モルディブ トラベラー ニュースは、このサンゴ礁の回復が2017年以降の比較的寒冷な海水温のためであるという情報を得ている。この3年間の年間平均海水温は摂氏29度で、それ以前の記録よりも3度低くなっていた。


モルディブは世界でも最も魅力的で多様なサンゴ礁の生息地である。だが、再び気温が急上昇すれば新しいサンゴ礁も影響を受ける可能性がある事から、サンゴ礁の生存を保証するために対策を継続しなければならない。


モルディブ海洋研究所は、同国のサンゴ礁と全ての海洋資源を保護するための科学研究を実施するために設立された。同研究所は国レベルのサンゴ礁モニタリングプログラムを実施しており、このプログラムを通じてサンゴ礁の現在の健康状態を記録し、将来的なサンゴ礁の白化に対する予測および対策をするための研究を行っている。


観光客にとっては、モルディブのサンゴ礁生態系の並外れた豊かさと多様性は重要な魅力である。モルディブ政府が未来のためにこの価値ある資源の保護に熱心な事も当然である。同政府は、環境税としてリゾート地では1泊あたり6ドルを徴収し、ライブボードヨットとゲストハウスでは1泊あたり3ドルを徴収しているが、世界でも最も素晴らしい自然の驚異を体験するには小さな出費でしかないと考えている。

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