史上最高の観光客数が予測される2019年のモルディブ

その豊かな自然と、澄み切った水、そして高級リゾートによって、モルディブはトップクラスの旅行先だという評判を獲得してきた。モルディブの観光産業はますます成長を遂げており、2019年も最近の好ましいトレンドに沿って観光客数が史上最高を更新するとみられている。
モルディブ政府は同国を更に魅力的にするために様々な政策を実践しており、今後も継続的に尽力してく事が予想されている。世界中でモルディブのイメージを信頼できる安心な国にするための政策を通じ、持続可能性と包括性だけでなくインフラや新しいリゾート地にも集中的に投資が行われている。
1月から8月の統計レポートでは観光客数が順調に増加している事が報告されている。データではヨーロッパからの観光客が15.6%増加している事と、南ヨーロッパからの観光客数が大きく伸びている事(₊28.6%)が示されている。国レベルで最も大きな伸びはポーランド(₊49.1%)とクロアチア(₊39.2%)で記録されている。イタリア(₊32.1%)とポルトガル(₊37.7%)でも観光客が増加している。また、西ヨーロッパ(₊14.9%)と北ヨーロッパ(₊6%)からの観光客も増加しており、ドイツとイギリスはそれぞれ19.1%および10.5%の伸びを見せている。
南北アメリカからの観光客は25.5%増加しており、最も大きな成長はアメリカ合衆国(₊30%)とブラジル(₊30%)で見られている。
また、アフリカ(₊22.4%)や中東(₊14.9%)からの観光客の数でも前向きなデータが得られている。とりわけ、カタール(₊44.9%)とオマーン(₊39.2%)では史上最高の伸び率が見られている。アジア太平洋地域では16.7%の成長が見られ、日本からの観光客は13.2%増加している。だが、最も著しい観光客数の伸びは、直行便が利用できるようになったインドで記録されている(₊104.1%)。
平均の滞在日数(6.3日)が変化しなかったとすれば、利用可能なベッド数は11.5%増加する事になる。こういったデータは、実施されている政策が成功している事と、近い将来のための新規投資計画(118か所の新規リゾート島が建設中)が更にこの好ましいトレンドを加速させていく事を示している。