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モルディブがCOVID関係の制限を更に緩和

By Jonathan Kearney
2022年3月16日
モルディブがCOVID関係の制限を更に緩和 の写真

ワクチン接種を完了してモルディブに訪れる人々は、入国するために事前にPCR検査を受ける必要がなくなる。

これでモルディブを訪れるために必要なことは、WHOが認可した対コロナウィルスワクチンの接種を到着の2週間以上前に2回済ませていることだけになった。

入国するために追加のブースター接種は求められない。

この変更は3月5日(土)から発行する。 また、モルディブを出国する際にもPCR検査が不要になり、これは現地のゲストハウスに滞在していた人々も対象となる。だが、行き先の最終目的地の中には、依然として到着時にPCR検査が必要になるところもある。

3月14日より、モルディブではフェイスマスクの着用が義務付けられなくなりった。

就労許可を持つ者とモルディブ居住者は、モルディブに入国してから3~5日後にPCR検査を受ける必要がある。

ワクチン接種を済ませていない訪問者とワクチン接種対象でない1歳以上の子供は、到着時に陰性であるPCR検査の結果を提示するように求められる。この検査はモルディブに出発する便の96時間以内に行われたものでなければならない。

モルディブを訪れるすべての渡航者は、依然としてモルディブに入国および出国する48時間前にTraveller Health Declaration(健康状態の申告書)を記入しなければならない。

コロナウィルス感染者数は2022年1月末に急増したが、この数週間でモルディブ国内では著しく減少し、そこから更に減り続けている。

モルディブ居住者の約70%が対コロナウィルスワクチンを2回接種しているとされている。健康保険局によれば、この記事が書かれている時点で約14万人のモルディブ居住者がブースター接種も済ませている。

モルディブの観光業で働く人々のほぼ100%が両方の接種を完了している。

本年、モルディブは国際観光産業の50周年を祝っている。

1972年にモルディブ初のリゾート地がオープンして以来、観光産業はこの楽園のような国で花開いてきた。

国際的な移動に対する制限が更に緩和されるにつれ、モルディブを訪れる観光客の数も増加することが期待されている。

2022年までに訪問者数がパンデミック前のレベルまで回復し、その後著しく成長すると予想されている。

モルディブの主要空港であるマーレ国際空港の拡張が今年完了する予定であり、完成すれば1年間に750万人の訪問者を受け入れる態勢が整うことになる。

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