イギリスからモルディブへの直行便運航再開

先月のコロナウイルスに関連する規制の緩和により、イギリスからモルディブへの直行便が運航再開した。
ブリティッシュ・エアウェイズは現在、ロンドン・ヒースロー空港からヴェラナ国際空港への直行便をイギリスの冬季期間中に週3回運航している。
航空機は毎週日曜日、水曜日および金曜日にモルディブに向けてイギリスを出発し、翌日、マーレに到着する。
ロンドン行きの直行便は3月中の毎週月曜日、木曜日および土曜日に運航する予定だ。
乗客は、10時間のフライト中の座席をエコノミークラス、プレミアムエコノミークラス、ビジネスクラスの中から選ぶことになる。
ブリティッシュ・エアウェイズは、モルディブを地球上で最も美しい場所の1つと説明する。
他にもイギリスから経由便を運航している国際線航空会社がある。例えば、カタール航空はロンドン、マンチェスターおよびエディンバラ発ドーハ経由の便を1年中運航している。
今年5月、イギリスが定める渡航先リストでモルディブが「赤色」に指定された後、ブリティッシュ・エアウェイズはモルディブ行きの全フライトをキャンセルした。
これは、モルディブ国内のコロナウイルス感染者数が増加したためである。
最近のモルディブ政府の外交努力により、イギリスはモルディブ国内のコロナウイルス陽性率削減策の目覚ましい進歩とワクチン接種プログラムの開始を認識するようになった。9月、モルディブのこのような努力の結果、イギリスの「赤色」リストから削除されたのである。
現在は、赤色リストに記載されていない国ならば、イギリスから渡航してもよいと見做される。
モルディブを訪問するイギリス観光客は到着時に隔離される必要がなくなり、10月4日(月)からはワクチン接種が完了しているイギリス観光客の帰国前PCR検査の義務がなくなる。
イギリスはモルディブにとって上位10位に入る観光市場である。
パンデミック前のモルディブは、イギリスから記録的な数の観光客を受け入れていた。2018年には、イギリスからモルディブを訪れた観光客の数は前年比で10%増加していた。
パンデミック以前、イギリスはモルディブの観光産業にとって5番目に大きな市場だった。
やむを得ず観光客数が激減する中、モルディブは最近の変化によってイギリス観光客数が急増すると期待している。直行便の運航と「より簡単、シンプルかつ安価」な旅行を目指すイギリス政府からの「青信号」により、現在イギリスは、再びモルディブにとって最も重要な観光産業の市場になると予想している。
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